【招福S】ミスターX “冬男”ジュニアー展開絶好

[ 2011年1月8日 06:00 ]

 今週は変則の3日間開催。その初日となる土曜の中山メーン11R・招福Sは、展開を味方につけるケイジージュニアーで勝負する。逃げ馬はプレシャスジェムズ1頭のみ。好位に人気のオメガファルコン、ロラパルーザが控える展開で、道中はすんなり隊列は決まる。注目は3コーナー手前からだ。まくりキャラのマエストラーレが、一気に仕掛けて乱ペースを演出。そこで先行勢も早めに仕掛けざるを得なくなる。好位勢は早仕掛けの分、直線半ばで失速。そこで後方待機勢の出番だ。

 ケイジージュニアーは前走・フェアウェルSが見せ場たっぷりの内容だった。中団待機から4コーナーで好位に進出すると、直線もしぶとく粘って4着。体の減りにくい寒い時季に調子を上げるタイプで、前走も12キロ増とふっくらした馬体で臨めた。この中間も気配は上々。展開絶好の今回、“冬男”が一発やらかしてくれそうだ。

 馬単(2)から(1)(5)(8)(9)(10)。

 京都メーン11R・新春Sは4歳馬ドリームバレンチノから。3カ月ぶりだった前走は好位から楽に抜け出す完勝の内容。馬体も14キロ増と実が入ってきた。今の充実ぶりなら、昇級戦でも即通用するはずだ。

 馬単(10)から(2)(5)(6)(8)(9)。

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2011年1月8日のニュース