万哲 決まり手“ガブリ寄り”/ジャニュアリーS

[ 2009年1月17日 06:00 ]

<ジャニュアリーS>万哲はガブリンを本命に推した

 特に変わったことはしていない!?のに、09年に入って好リズムの当コーナー。人間同様、サラブレッドの転機も突然訪れる?中山11R・ジャニュアリーSの◎ガブリンは前走・仲冬Sで連敗を「19」(競走中止1回を含む)でストップ。準オープンは06年6月に湘南S(東京)で1度勝っており、その後の黒星街道が不思議なのだが…。初コンビの内田と手が合ったか。勝ち時計1分10秒1も自己最速だから文句なし。人気の「カペラS組」との時計差は馬場状態の違いだけ。終日雨が降ったカペラS当日は、2歳未勝利で1分11秒2(ダート1200メートル)と異常な高速馬場。2歳未勝利の勝ち時計は通常「1分12~13秒台」で、少なくとも1秒は速い。そう考えると、カペラS2着スリーアベニューの1分9秒0は馬場差で補正すれば、1分10秒台。ガブリンの「1分10秒1」で足りる計算だ。しかも、動きは前走以上。一見遅く映る栗東坂路4F52秒7は、実は14日の5位となる好タイム。3キロ減のハンデ54キロで機動力アップ。完全にリズムを取り戻した以上、昇級戦の不安より勢いに託す手だ。馬単(15)=(14)(15)=(10)に(15)から(3)(1)(4)(6)(12)。3連単は(15)1着固定で(1)(3)(4)(6)(10)(12)(14)へ42点。

 京都11R・淀短距離Sは◎コスモベルがガラリ一変。こちらは14日に栗東坂路で4F51秒5と堂々の一番時計。ロスの少ない内寄り3番を生かし、先行粘り込みだ。馬単(3)=(7)(3)=(11)に(3)から(10)(1)(2)(6)(13)。3連単は(3)1着固定で(1)(2)(6)(7)(10)(11)(13)へ42点。
 中山10R・初咲賞は関西馬の◎マイネルファーマが単騎逃げ!?までありそうな顔ぶれ。中山芝も【0・3・1・3】と相性はいい。馬単(8)=(6)(8)=(7)に(8)から(14)(1)(9)(11)(15)。3連単は(8)1着固定で(1)(6)(7)(9)(11)(14)(15)へ42点。(小田 哲也)

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2009年1月17日のニュース