オグリ最後の産駒 牝馬の「アイちゃん」応援して!

[ 2009年1月17日 16:11 ]

中央競馬デビューを目指し、トレーニングに励むオグリキャップの最後の産駒

 有馬記念を2回優勝するなど「芦毛の怪物」の愛称で親しまれた人気馬オグリキャップの最後の産駒となる牝馬が、今年の中央競馬デビューを目指し、北海道新冠町の育成場でトレーニングに励んでいる。関係者は「無事にデビューを」と願っている。

 オグリキャップは2006年、2頭に種付けしたのを最後に種牡馬を引退。産駒に目立った活躍はないまま、07年5月1日にグレイスクインが産んだ牝馬が最後の産駒となった。“アイドルホース”だった父にあやかり、幼名はアイドルから「アイちゃん」。毛色は父と同じ芦毛だ。
 08年11月末に育成場に入り、騎手の指示に慣れる練習などを積んでいる。人懐っこく甘えたがる性格で、時々わがままなところも見せるが、物覚えは早いという。
 所有するローレルクラブの日山知巳さんは「オグリの産駒はもう見られない。競馬場でその走りをファンの目に焼き付けてほしい」と話す。
 クラブは、アイちゃんの購入資金や維持費を共同出資する「一口馬主」を募集中。問い合わせは同クラブ、電話03(3669)4141。

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2009年1月17日のニュース