万哲　道悪◎ピカレスク／小倉大賞典

　レースに無事出走（競馬開催自体も…）することが難しいと痛感する出馬ラッシュの昨今。東京１１Ｒ・白富士Ｓも買いたい馬がギリギリ賞金不足で除外の憂き目に遭ってしまった。しかも、またも雪予報。

　◎オースミグラスワンは良馬場が絶対条件。良発表の日経新春杯（１１着）ですら「レース中の雨を気にしていた」（佐藤助手）という。もし、午後２時前後から降り出す（これはあくまでも予報！！）ようなら、潔く買うのはあきらめる。ただ、首尾良く天候悪化が遅れれば、好時計が続出した開幕週の芝の傾向から狙い頃。３Ｆ３３秒台の末脚が武器。２走前の鳴尾記念（５着＝勝ったハイアーゲームとは０秒１差）を見ても、衰えたわけではない。ヨイチサウス、サンツェッペリンが適度にピッチを上げれば、差し脚を生かすには好都合。ＪＲＡ騎手試験の合格発表を待つ身の新コンビ内田博の剛腕も注目。馬単（１２）＝（１３）（１２）＝（７）に（１２）から（４）（３）（９）（１１）。３連単は（１２）の１着固定で（３）（４）（７）（９）（１１）（１３）へ３０点。
　こちらも天気が微妙な小倉１１Ｒ・小倉大賞典は◎ピカレスクコート。現にやや重で快勝歴があり、父がダート活躍馬を多数出しているジェイドロバリーの血統背景を考えても、渋った馬場はＯＫ。折り合いに難しい面があるだけに、ワンダースティーヴ、マルカシェンク、オースミダイドウと“逃げ候補”が多いのも好都合。馬単（７）＝（１１）（７）＝（１６）に（７）から（４）（９）（１３）（１５）。３連単は（７）の１着固定で（４）（９）（１１）（１３）（１５）（１６）の３０点。
　一番天気が悪化しそうな京都１１Ｒ・山城Ｓは道悪と決めつけて、◎コンゴウリュウオー。重馬場だった３走前・みちのく特別の５馬身差圧勝から、ダート変更（ダート出走歴なし）にならなければＶ争い。馬単（１２）＝（１１）（１２）＝（９）に（１２）から（５）（７）（１３）（１５）（１６）（小田　哲也）