ただじゃ終わらぬ!ウオッカ&サムソン

[ 2008年1月9日 06:00 ]

 無冠に終わったウオッカとメイショウサムソンには04年コスモバルク以来となる特別賞が授与された。ウオッカは最優秀3歳牝馬、最優秀父内国産の2部門でいずれもダイワスカーレットに次ぐ2位の得票。秋3戦が未勝利に終わって評価を下げたが、それでも64年ぶりの牝馬ダービーVという歴史的快挙を達成し、ファンに与えたインパクトの大きさが考慮され、選考委員8人が満場一致で特別賞に推挙した。角居師は「昨秋のレースで思うような成績を残せなかったし(受賞を)あきらめていたので光栄です」と喜びの声。

 一方のサムソンもタイトルをアドマイヤムーンに譲ったが、史上4頭目となる天皇賞春秋連覇の功績を評価。選考段階では賛否両論あったが、最終的には賛成意見が上回り(賛成5、反対3)授与が決定した。

 ▼メイショウサムソン・高橋成師の話 JCか有馬記念のどちらかを勝ちたかったけど、そこで勝てなかったことが残念ですね。春に海外へ遠征するか、国内に専念するかはまだ決まっていません。

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2008年1月9日のニュース