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日産「ノート」に新HV 発電用エンジン、燃費37キロ

[ 2016年11月2日 16:38 ]

新しいハイブリッド技術を採用した日産のノート

 日産自動車は2日、小型車「ノート」に、新しいハイブリッド技術を採用したモデルを追加し、発売した。エンジンを使って発電した電気でモーターを駆動させて走行するハイブリッド車(HV)で、従来のノートから燃費が大幅に改善。エアコンがないモデルの場合でガソリン1リットル当たり37・2キロを達成した。エアコンがあるモデルは34・0キロ。

 従来モデルで採用しているエンジンに電気自動車(EV)「リーフ」のモーターなどを搭載し、加速性能や静粛性を高めた。通常の発進や走行時は、エンジンは停止したまま電気だけで動く。バッテリーの残量が少なくなった場合や車速に応じてエンジンで発電する。外部電力から充電する必要はないという。

 新技術を使ったノートのHVの希望小売価格は177万2280円から224万4240円。

 横浜市の日産本社で行われた発表会で、西川広人共同最高経営責任者(CEO)は「これまで培ってきた電気自動車の技術を駆使した、新たな電動化の提案だ」と新技術に自信を示した。

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