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17年上半期、新モデル好調で国内新車販売3年ぶり増

[ 2017年7月3日 17:39 ]

 2017年上半期(1〜6月)の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は、前年同期比9・2%増の278万2542台だった。上半期として前年水準を上回るのは3年ぶり。トヨタ自動車や日産自動車が新モデルを相次いで売り出し、好調だったことが全体の販売台数を押し上げた。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が3日発表した。

 登録車の販売台数は10・1%増の180万8250台だった。トヨタは昨年12月に発売した「C―HR」がけん引役となり、11・4%増加。主力の「ノート」にハイブリッド車を追加した日産と、「インプレッサ」を全面改良したSUBARU(スバル)はそれぞれ2割強伸びた。

 軽自動車の販売台数は7・6%増の97万4292台だった。昨年は燃費不正問題の影響で三菱自動車と日産の一部の車種が販売を停止していた反動で、3年ぶりに増えた。ただ、ピークの14年と比べると約8割の水準にとどまっており、全軽自協の担当者は「高齢者を中心に乗用車から軽自動車に乗り換える動きが一巡しつつある」との認識を示した。

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