ホンダ「フィット」を一部改良、安全装備を充実

ホンダが一部改良した小型車「フィット」
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　ホンダは２９日、小型車「フィット」を一部改良して３０日に発売すると発表した。自動でハンドルを制御するなど安全装備を充実させたモデルを用意し、ハイブリッド車は燃費性能を高めた。主力車種だが登場から約４年たって販売が減速しており、商品の魅力を高めててこ入れする。

　高級車などで導入している安全システム「ホンダセンシング」を選べるようにした。運転手がアクセルやブレーキを踏まなくても前方を走る車との距離を適切に保ったり、車が自動でハンドル操作をして道の真ん中を走ったりできる。

　外観を一部変更したほか、乗り心地や室内の静粛性を高めた。ハイブリッド車の燃費はガソリン１リットル当たり３７・２キロと、改良前より０・８キロ向上した。月間１万台の販売を目指す。

　希望小売価格は１４２万８８４０円から。