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816馬力・1420Nm!新型メルセデスAMG「GT 63 Eパフォーマンス」がワールドプレミア!0-100km/h加速2.8秒の圧倒的ハイパフォーマンス!!

[ 2024年4月22日 14:00 ]

Eパフォーマンス:フロントに燃焼エンジン、リヤに電気モーターを搭載

新型メルセデスAMG GT 63 S E PERFORMANCEには、フロントアクスルにAMG 4.0L V型8気筒ビターボ(ツインターボ)エンジン、リヤアクスルに電気駆動ユニットを組み合わせたドライブトレインが搭載されている。これにより、システム出力816馬力、最大トルクは1420Nmを発揮し、最高速度320km/h、0-100km/h加速は驚異の2.8秒を達成する。

また、204馬力の永久励磁同期電動モーターと電気式2速トランスミッション、機械式リヤアクスル・リミテッドスリップディファレンシャルが統合されている。リヤアクスルのスリップが増加すると、電気モーターの駆動力は必要に応じてフロントホイールにも伝達される。

また、潜在的なパフォーマンスを発揮するためのバッテリー冷却技術も進化している。従来の水冷システムでは直ぐに限界に達してしまうため、新型AMGボルト・バッテリーの560個のセルでは不燃性の液体をベースにしたハイテク冷却剤で取り囲まれている。これにより、水冷式と比較して2~3倍の熱容量があり、より多くの熱エネルギーを吸収することができる。バッテリーの容量は6.1kWh、連続出力は70kW、ピーク出力は150kWを誇る。

限界域での走行に貢献するエアロダイナミクス+リヤアクスルステアリング

フロントのアンダーボディには、カーボン製のアクティブ・エアロダイナミクス装備が隠されている。AMGのドライビング・プログラムにより、時速80kmで自動的に約40mm下方に拡張。これによりベンチュリ効果が生まれ、ダウンフォースを発生させる仕組みだ。

もうひとつのアクティブ・コンポーネントは、トランクリッドに組み込まれた伸縮可能なリヤスポイラーだ。時速80km以上になると、走行速度、縦方向および横方向の加速度、ステアリング速度などのパラメータから最適な角度を計算し、走行安定性を最適化させる。

標準装備されるAMGアクティブ・ライドコントロール・サスペンションに内蔵されるショックアブソーバーは、伸び側と縮み側をアクティブに調整する油圧エレメントを内包している。激しいコーナリング時には、油圧がキャンバー・ロスを積極的に低減し、ボディを正確に操舵することができる。また、時速100km/hを境に、後輪が前輪と逆方向/同方向に操舵するリヤアクスル・ステアリングも搭載さ、限界域での車両制御を容易にしている。

Eパフォーマンス・ドライブを示すビジュアルの変更

新しいAMG GTシリーズの特長はリヤセクションのプラグインの給電口および赤く強調されたバッジだ。ハイブリッドには、10本スポークデザインの20インチAMGライトアロイホイールが標準で装着される。エアロダイナミクスに最適化されたこのホイールは、タンタルグレーに塗装され、光沢仕上げが施されている。エクステリアは、多数のアピアランス・パッケージでさらに強調することができるほか、さまざまなデザインとカラーバリエーションの20インチ軽合金ホイールと21インチ鍛造ホイールも用意されている。

インテリアは、ドライバー主体のパフォーマンスと快適性を兼ね備えたコックピットに仕上げられている。インテリアのハイライトのひとつは、電動調整式AMGスポーツシートだ。このシートは、優れた横方向のサポート性と高い長距離快適性を兼ね備えており、3つのマッサージ・プログラムにより、優れた長距離快適性を実現する。大型ディスプレイには、MBUXマルチメディアシステムが搭載され、直感的な操作と学習機能を備えている。


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