インディVの佐藤が会見「夢がかなった瞬間だった」

[ 2017年6月13日 17:47 ]

インディ500の勝利を報告する佐藤琢磨
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 米国伝統の自動車レース、インディアナポリス500マイル(インディ500)を日本人で初めて制した佐藤琢磨(ホンダ)が13日、東京都内で記者会見し「何物にも代えられない経験。挑戦し続けてきた夢がかなった瞬間だった」と改めて喜びを語った。

 2010年から参戦。8度目の出場で念願をかなえ「勝負にこだわりたい、トップを走りたいという思いを胸にやってきた」と言葉をかみしめた。トップでチェッカーフラッグを受けてコックピットで絶叫したことに「無線でありがとうと言いたかったけど、言葉にならなかった」と歓喜の瞬間を振り返った。

 17戦のうち9戦を終えたインディカー・シリーズでは年間総合優勝争いで3位につけている。40歳のベテランドライバーは「また新たな夢ができた。タイトルを目指したい」と意欲を示した。

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2017年6月13日のニュース