トヨタ車体、ダカール・ラリー参戦 3年ぶり王座奪回目指す

[ 2013年12月11日 16:43 ]

 トヨタ自動車の生産子会社、トヨタ車体(愛知県刈谷市)は11日、世界一過酷とされる「ダカール・ラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ」の参戦発表会を同県豊田市で開いた。スポーツタイプ多目的車(SUV)「トヨタランドクルーザー200」で参加。市販車部門で3年ぶりの王座奪回を目指す。

 ラリーは来年1月4日にアルゼンチンをスタート。同18日にチリでゴールを迎える。競技コースは約5500キロ。

 ランドクルーザーの信頼性や走行性能をアピールするのが狙い。廃てんぷら油を精製したバイオディーゼル燃料を使い、軽油と比べ二酸化炭素(CO2)の排出量を約60%減らす。

 三橋淳ドライバーは「日本の車、日本の技術で、世界の舞台で戦っていきたい」と意気込んだ。トヨタ車体のチームには福岡トヨタ自動車(福岡市)が整備士3人を派遣する。

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