フィット3年1カ月ぶり首位奪還 プリウスは3位

[ 2011年2月4日 12:36 ]

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4日発表した1月の車名別国内新車販売台数は、ホンダの小型車「フィット」が1万4873台で首位を奪還した。フィットの1位は2007年12月以来、3年1カ月ぶり。昨年12月まで1年7カ月トップだったトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」は1万3711台で3位だった。

 フィットは昨年10月に一部改良し、159万円と国内最安値のHVモデルを追加。新車販売全体が落ち込む中、価格の安さや燃費の良さが評価され、1月は前年同月比13・9%増だった。一方、プリウスはエコカー補助金終了後は反動減で低迷、38・5%も激減した。

 2位には昨年12月に全面改良したダイハツ工業の軽自動車「ムーヴ」(1万4209台)が入った。4位はスズキの軽自動車「ワゴンR」、5位にトヨタの小型車「ヴィッツ」と低燃費の車種が人気を集めた。日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」は962台だった。

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2011年2月4日のニュース