初の免税対象!ベンツが新型ディーゼル車

[ 2010年2月24日 06:00 ]

メルセデス・ベンツ日本が発売した新型ディーゼルエンジン車とハンス・テンペル社長

 メルセデス・ベンツ日本は24日、低燃費で排ガス中の有害物質が少ないディーゼルエンジンを搭載した乗用車「E 350 ブルーテック」を発売した。政府によるエコカー購入支援制度の対象車で、ディーゼルエンジンの輸入車としては初めて自動車取得税と自動車重量税が免除される。

 環境性能の高いディーゼルエンジン車は、以前からハイブリッド車や電気自動車と同様に免税対象。米国からの批判を受け、購入支援対象となる輸入車を拡大した1月の制度変更とは関係ない。
 排気量3000CCのターボエンジンを搭載。5000CCのガソリンエンジン並みの動力性能を持ちながら、セダンで軽油1リットル当たり13・2キロの低燃費を実現した。価格はセダンが798万円。
 欧州では乗用車の約半数がディーゼルエンジン車となっており、ハンス・テンペル社長は記者会見で「環境対応車でありながらパワフル。日本でも良さが分かってもらえると思う」と話した。

続きを表示

2010年2月24日のニュース