米誌調査 トヨタ3位…ホンダと富士重工がトップ

[ 2010年2月24日 09:06 ]

 米消費者団体専門誌コンシューマー・リポートが23日発表した2010年の「自動車メーカーランキング」で、ホンダ(昨年1位)と富士重工業(同2位)が並んでトップとなった。リコール問題に揺れるトヨタ自動車は昨年と同じ3位だった。ホンダの1位は4年連続。

 同誌は独自に行った走行試験などの結果をもとにランク付けし、トヨタについては「リコール問題にもかかわらず、全体の平均を上回る信頼性を示した」とした。
 ウォン安などを背景に最近米国で市場占有率(シェア)を伸ばしている韓国の現代自動車が昨年の9位から4位に躍進。米大手はフォード・モーターの11位が最高で、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が13位、クライスラーは14位だった。
 10年型モデルの部門別ベストカーでは、10部門のうち昨年5部門でトップの評価を得たトヨタは、今年1位となったのはグリーン部門のプリウスなどわずか2部門。日本車が最高の評価を受けたのは昨年の8部門から6部門に減った。(共同)

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2010年2月24日のニュース