5月の新車販売台数 駆け込み需要の反動減

[ 2008年6月2日 06:00 ]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が2日発表した5月の新車販売台数(軽自動車除く)は、前年同月比6・1%減の22万1377台で、2カ月ぶりに前年割れとなった。自販連は「4月は暫定税率の期限切れで駆け込み需要が発生したため、その反動が出た」としている。

 車種別にみると、乗用車は4・4%減の19万695台、トラックは16・0%減の2万9659台にとどまった。一方、バスは13・9%増の1023台だった。
 ブランド別では、トヨタ自動車が2・8%減、日産自動車が11・4%減と振るわず、ホンダは小型車「フィット」の新型車投入効果が続き、5・1%増だった。
 全国軽自動車協会連合会が発表した5月の軽自動車販売は2・8%減の13万9147台と、14カ月連続でマイナスだった。

続きを表示

2008年6月2日のニュース