自工会会長が暫定税率復活に反対

[ 2008年4月21日 17:43 ]

 日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)は21日、政府、与党が揮発油税や自動車取得税などの暫定税率を復活させ、道路特定財源を一般財源化する方針であることに対し「自動車ユーザーにとっての税負担の公平性の観点から、疑問を感じざるを得ない」と述べ、反対する考えを示した。

 張会長は「本来国民が公平に分担すべき一般財源について、自動車ユーザーだけになぜ過重な負担を強いるのか」と強調。「一家で車を複数持たざるを得ない地方の人が、より重い税負担を負わざるを得なくなり、地域格差を助長するのではないか」と反対理由を説明した。

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2008年4月21日のニュース