インプレッサにグランプリ

[ 2008年4月21日 16:13 ]

 自動車の安全性能を衝突実験で評価する国土交通省の「2007年度自動車アセスメント」の結果が21日まとまり、運転席と助手席の安全性や、歩行者の頭部保護性能がすべて最高評価の富士重工業(スバル)の乗用車「インプレッサ」がグランプリを受賞した。

 選考対象は、昨年の販売実績が上位の新型やフルモデルチェンジした車から選定した15車種。11車種が乗員の安全性について運転席、助手席ともに満点だったが、人身事故の際にボンネットにぶつかる歩行者の頭部安全性の評価でも最高評価だったのはインプレッサだけだった。
 全車種とも運転席、助手席の安全性能評価は「星五個」(満点は6個)以上。歩行者の安全性も、はねられた際に重大な傷害を受ける確率が20―30%の「レベル3」(最高のレベル5は10%以下)より評価レベルが低い車種はなかった。
 国交省は「全体的に高い評価の車が増えた」としている。

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2008年4月21日のニュース