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【ボクシング】三代大訓が仲里周磨との再戦制し新王者「日本で一番強いと言われたい」

[ 2024年4月9日 23:24 ]

プロボクシング日本ライト級タイトルマッチ10回戦   三代大訓―仲里周磨 ( 2024年4月9日    東京・後楽園ホール )

新王者となった三代
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 プロボクシング日本ライト級1位・三代大訓(29=横浜光)が同級王者の仲里周磨(27=オキナワ)を判定で下し新王者となった。

 新王者となった三代は判定結果を聞く前に勝利を確信していた。「正直勝ったっしょ、と思いました」。王者相手に最後まで自身のペースを守った元東洋太平洋スーパーフェザー級王者は黒のベルトを手に満足げだった。

 両者は17年10月にA級トーナメント予選スーパーフェザー級6回戦で対戦。6年半ぶりに拳を合わせた仲里に対し「怖かった。めちゃくちゃパンチある選手」と恐怖心があったことを明かしながら、序盤から武器の左ジャブを連発。

 5回終了時の採点はジャッジ3者が仲里を支持していたが「後半も作戦のうちだったので順調だと思った」と6回以降もペースを崩さず、的確にポイントを稼いだ三代が接戦を制した。「仲里君が絶対強い気持ちでくると思っていたのでホッとしたうれしい」と勝利に端正なマスクを緩ませた。

 「今日このベルトをステップにここから頑張りたい。まずはベルト3つ集めて日本で一番強いと言われたい」と前を向いた。

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