井上尚弥が都内で写真集イベント　「第2章」の5・6ネリ戦は「早期決着もあり得る」

写真集発売を記念してトークショーを行った井上尚弥
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　プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（30＝大橋）が9日、ドキュメンタリー写真集「NAOYA　INOUE　DOCUMENTARY　PHOTO　BOOK　2018－2023」（撮影/伊藤彰紀　2月21日発売予定　集英社　定価3960円（税込）B5判　192ページ）の発売を記念して、都内でトークショーを行った。

　18年11月のトレーニング合宿から昨年12月26日のマーロン・タパレス（フィリピン）との4団体王座統一戦までの約5年間に密着。日々の練習風景から試合当日の控室などの様子が映る写真もあり、井上尚は「5年間のボクシングのストーリーが凝縮された一冊。試合を見てボクシングに興味を持ってくれた方に見ていただきたい」と呼びかけた。

　同一冊に収められた5年間を「第1章」とした井上尚は、5月6日に東京ドームで行われるネリ戦以降を「第2章」と表現。ネリ対策については「まだ自分の中でも固まっていない。この2カ月でどういう戦い方をして、そういう突破口を開くかを固めたい。ただ（ネリが）出てくれば早期決着もありえる」と予想した。

　東京ドーム興行には弟・拓真ら大橋ジム勢4選手が出場。「大橋ジムの後輩も試合をするので全勝で締めくくりたい」と意気込んだ。