元世界王者3人が3階級制覇の中谷潤人を称賛！畑山氏「“ネクスト”は外れた。井上尚弥に匹敵する王者」

（左から）竹原慎二氏、渡嘉敷勝男氏、畑山隆則氏
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　ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏（63）、竹原慎二氏（52）、畑山隆則氏（48）が26日までにYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則　公式チャンネル」を更新。日本人では3人目となる無敗の3階級制覇を果たし、WBC世界バンタム級新王者となった中谷潤人（M・T）の強さについて語った。

　中谷は24日に行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者アレハンドロ・サンティアゴ（メキシコ）に6回TKO勝利で無敗の3階級制覇を果たした。

　元世界王者の3人はワンサイドゲームだったと振り返った。渡嘉敷氏は「もっと苦戦すると思ったけど大したもんだね。まだまだいくね」と絶賛した。竹原氏も「強かったし、落ち着いてたし、冷静に自分のボクシングをやってましたね」とうなった。

　畑山氏は中谷が特長を生かしたボクシングをしていたという。「身長もあってリーチも長い。パンチももらってないし、攻める所で一気に左ストレートを打ったって感じ」と説明した。「ボクシングは体重を上げてデメリットもありますけど、彼の場合は減量苦からも解放されたメリットの方が大きかった」と試合を振り返った。

　そして中谷の強さは打たせない所だと分析した。「ダメージを残さずに試合しているのが凄いこと」とコメントすると、竹原氏は「試合ではダメージ残してないけど、練習がかなりハードみたいだからね…」と練習でのダメージ蓄積を多少心配した。

　中谷は「ネクストモンスター」とも呼ばれているが、畑山氏は「もう“ネクスト”は外れたよ。井上尚弥チャンピオンに匹敵するチャンピオンだよ」と称えた。