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井上拓真 5月尚弥と同日防衛戦へ!初防衛の“ご褒美”で大橋会長が明言

[ 2024年2月26日 04:30 ]

初防衛戦を報じる本紙を手にする井上拓(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ボクシングトリプル世界戦から一夜明けた25日、初防衛に成功しWBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が横浜市内の所属ジムで会見した。IBFスーパーフライ級時代に9度の防衛を成功させた強敵アンカハスに9回KO勝ちした一戦を振り返り「ボクシング人生で一番良いと言える内容。ずっと興奮した状態だった」と前夜はほとんど寝られなかったことを明かし「今やりたいことは練習」と話して報道陣を笑わせた。

 大橋秀行会長は5月6日に東京ドーム開催が濃厚となっている、スーパーバンタム級4団体統一王者の兄・尚弥VSWBC同級1位ルイス・ネリ戦の興行に拓真を出場させることを明言した。「強敵相手に内容の濃い試合をした。(次戦は)井上尚弥と一緒にやらせたい。日本中を沸かせる試合ができると思う」と語った。

 実現すれば19年11月以来、2度目の兄弟同時世界戦となる。当時、暫定王者だった拓真は正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)に敗れた。今回は調整期間は約2カ月と短いが「気持ちも絶好調なのでこのまま突き進みたい。もう負けたくない」と出場に意欲を示した。WBA同級1位の石田匠(32=井岡)との指名試合が濃厚。「同じ日に試合をやるのは、お互い切磋琢磨(せっさたくま)できる。めちゃくちゃ楽しみ」と初の兄弟同時防衛へ早くも闘志を燃やした。

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