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【ボクシング】日本ヘビー級王者・但馬ミツロがブリッジャー級で新境地 3・31「違うものを見せられる」

[ 2024年2月26日 06:00 ]

3月31日に世界ランカーと対戦することが決まった但馬
Photo By スポニチ

 日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(29=KWORLD3)が3月31日にブリッジャー級(101・6キロ以下)の世界ランカーと対戦することが決まった。重岡兄弟のダブル世界戦(名古屋国際会議場)と同興行に出場となる但馬は、このほど会見し「3月31日でデビューから約2年。ようやく世界ランカーとの対戦になる。今までの試合とは一段階違うものを見せられると思う」と闘志を燃やした。

 但馬にとっては新たな挑戦となる。昨年11月にWBCが20年に新設したブリッジャー級で16位にランクイン。22年のデビューからヘビー級(90・7キロ以上)で5カ月連続で試合をこなすなど10戦(全勝8KO)を経験。その中で127キロだった体重を110キロ前後まで落とすなど、ヘビー級挑戦のために増やした体重を筋肉量を増やしながら徐々にナチュラルウエートに近づけることに成功した。「少しずつ絞っていく中で、自分自身のパフォーマンスが上がるのを感じられた。このブリッジャー級を経てまたヘビー級への物語につなげたい」とこの1年は同級を主戦場とし、世界ランク15位以内のランクインを目指し、世界ランカーと試合を行っていくプランを明かす。

 次戦は同級相当の契約体重(101・6キロ以下)のノンタイトル戦となることが濃厚。相手などの詳細は未定だが近日中に発表見込み。今月末からニュージーランドからスパーリングパートナーが来日予定で、約3週間のスパーリング合宿で仕上げに入る。「KO勝利は大前提。日本に面白い重量級の選手がいることを海外にアピールしたい」と新境地での初戦を心待ちにする。

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