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【ボクシング】穴口一輝さんが死去 23歳 昨年12月、壮絶打ち合い後に緊急開頭手術も意識戻らず

[ 2024年2月2日 21:06 ]

穴口一輝さん
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 日本ボクシングコミッション(JBC)は2日、昨年12月26日の日本バンタム級タイトル戦後に右硬膜下血腫の緊急開頭手術を受けた穴口一輝選手(真正)が2日午後5時38分に死去したことを発表した。23歳だった。

 穴口さんは昨年12月26日に井上尚弥(30=大橋)の4団体王座統一戦セミファイナルで行われた「バンタム級モンスタートーナメント」決勝で同級王者の堤聖也(角海老宝石)と対戦。壮絶な打ち合いの末、4度のダウンを奪われ判定負けしていた。

 穴口さんは都内の病院で経過観察中だったが意識は戻らず、息を引き取った。

 最後のリングとなった昨年12月の試合は、2日に都内で行われたプロボクシングの2023年度年間表彰選手選考会で、世界戦以外での年間最高試合に選出された。世界戦は、7月25日に行われたWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチのスティーブン・フルトン(29=米国)―井上尚弥戦だった。発表は2日午後5時。その38分後に、穴口さんは旅立った。

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