【RIZIN】山本美憂　ラストはKIDさんの入場曲でリングイン！ファン号泣「それはずるい」

RIZIN.45   ●山本美憂ー伊沢星花〇 （ 2023年12月31日    さいたまスーパーアリーナ ）

山本美憂の引退セレモニー。　（左から）山本アーセン、山本美憂、榊原CEO、父の山本郁栄さん（撮影・篠原岳夫）
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　格闘技イベント「RIZIN.45」（さいたまスーパーアリーナ）が31日に開催された。ラストマッチとなった山本美憂（KRAZY BEE/SPIKE22）が18年9月に亡くなった弟の山本“KID”徳郁さんの入場曲だったT.O.K.の「I believe」で入場した。

　16年にレスリングでのリオ五輪に出場が叶わなかったことからMMAに転向した山本。16年9月にデビュー戦からKIDさんがセコンドとしてサポート。しかしデビュー戦の相手だったRENAのニンジャチョークに一本負け。その後も山本の試合の際にはKIDさんがセコンドとしてサポートした。

　しかし18年9月にKIDさんは、がんでこの世を去った。ラストマッチとなったこの試合はKIDさんの入場曲だった「I believe」で入場した。

　ファンからは「ラストマッチで山本KIDのアイビリーブは泣けるわ」「煽りVから泣きまくり」「入場はKIDの入場曲か、それはずるい」「KIDも元気だったら一緒に現役やってたんだろなぁ」など山本の入場シーンに涙する声が上がった。

　試合は第2R開始早々に組みつかれると、そのままバックを取られてリアネイキッドチョークにタップアウトして、“無敗の女王”伊沢星花の前に散った。