×

【ボクシング】小原佳太が引退表明 「13年間応援いただき本当にありがとうございました」

[ 2023年12月9日 13:42 ]

 プロボクシング三迫ジムは9日、同ジム所属の、元日本2階級制覇王者で東洋太平洋ウエルター級7位の小原佳太(37)が引退することを発表した。

 10年にプロデビューした小原は日本スーパーライト級、東洋太平洋同級、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級、日本同級王座を獲得。16年には世界挑戦も経験した。現役ラストマッチとなった今年4月のWBOアジア・パシフィック同級タイトルマッチ12回戦(東京・有明アリーナ)では王者の佐々木尽(八王子中屋)に3回1分13秒TKO負けし、試合後は引退を示唆していた。戦績は32戦26勝23KO5敗1分け。

 小原は所属ジムを通じて「三迫ボクシングジム小原佳太です。僕は今年をもってプロボクサーを引退します。2010年にデビュー戦で負けてから今年の4月8日に約13年ぶりに日本人に負け限界を感じました。これまで多くの応援をいただき、僕一人の力では成し得なかった世界挑戦や日本2階級王座獲得をすることができました。期待していただいた世界王者にはなれませんでしたが幸せなプロボクサー人生でした。僕の目標に一緒に挑戦してくれるトレーナーがいて、背中を支えてくださる応援者がいることが僕が歩みを進められた理由です。何より僕は三迫ジムでなければここまで結果を出せなかったです。僕は引退しますが三迫ジムをはじめボクシング界には真摯に挑戦し続ける選手が多くいますので変わらずの応援いただければ幸いです。13年間応援いただき本当にありがとうございました」とコメントした。

 引退セレモニーは来年2月13日開催予定の興行「FUJI-BOXING ダイヤモンドグローブ」内で行われる予定。

続きを表示

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2023年12月9日のニュース