拳四朗のライトフライ級3団体王座統一戦VSゴンサレス正式発表　4・8有明

寺地拳四朗
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　プライムビデオは13日、都内のホテルで会見を開き、キックボクシングからボクシングに転向した“神童”那須川天心（24＝帝拳）のプロデビュー戦を4月8日、東京・有明アリーナで行うと発表した。

　「Prime　Video　Presents　Live　Boxing　第4弾」と銘打たれた興行では、ダブル世界戦も行われる。ライトフライ級世界3団体王座統一戦ではWBAスーパー＆WBC統一同級王者・寺地拳四朗（31＝BMB）がWBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス（31＝プエルトリコ）と対戦。WBA世界バンタム級王座決定戦では同級2位の元WBC同級暫定王者・井上拓真（27＝大橋）が同級3位のリボリオ・ソリス（40＝ベネズエラ）とマッチアップする。

　寺地は昨年11月1日に前WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人（29＝ワタナベ）に7回TKO勝ちして2団体王座統一を達成。ゴンサレスは同じ興行で岩田翔吉（27＝帝拳）に判定勝ちして2度目の王座防衛に成功し、試合後にはそれぞれ3団体王座統一戦での対戦を希望した。だが、WBCが寺地に同級1位ヘッキー・ブドラー（34＝南アフリカ）との指名試合を義務づけた上に、関係者によると、ゴンサレス本人が寺地戦に難色を示して交渉が難航。一時は寺地―ブドラー戦が有力となっていたが、その後の交渉で3団体王座統一戦実現にこぎつけた。

　寺地は2試合連続の統一戦。3団体統一王者になれば日本人ではバンタム級の井上尚弥（29＝大橋）に次いで2人目で、ライトフライ級で3団体統一王者が誕生すれば史上初となる。寺地は12日に大阪市内で開催された母校・関大の祝勝会で、「今年は4団体のベルトを獲りたい。獲れると思っている」と抱負を述べていた。戦績は寺地が21戦20勝（12KO）1敗、ゴンサレスが32戦27勝（14KO）3敗1分け1無効試合。

　興行はプライムビデオが独占ライブ配信する。