宮尾綾香、ミニマム級で世界再挑戦　来年1月、多田悦子とWBO王座決定戦

　プロボクシング興行会社「DANGAN」は20日、公式ツイッターで来年1月28日に東京・後楽園ホールでWBO女子世界ミニマム級王座決定戦を行うことを発表した。元WBA女子世界アトム級暫定王者・宮尾綾香（36＝ワタナベ）と前WBO女子世界ミニマム級王者・多田悦子（38＝真正）が対戦する。

　宮尾は2012年9月にWBA女子世界ライトミニマム級王座（現在のアトム級）を獲得して5度防衛。15年10月にWBC王者との統一戦に敗れ、王座から陥落。昨年11月にWBA暫定王座を獲得も今年9月の正規王者との統一戦で敗れた。今回は1階級上げての世界再挑戦となる。

　多田は09年にWBA女子世界ミニマム級、15年にIBF女子世界ミニフライ級、18年にWBO女子世界ミニマム級王座を獲得。4団体制覇を目指してWBC王者に挑戦する予定だった。