×

内山高志が冠の新大会開催 KO決着増やすため全階級5ラウンドマッチ

[ 2019年7月29日 15:11 ]

「内山高志presents KNOCK OUT DYNAMAITE 賞金マッチトーナメント」開催発表会見に出席した内山高志氏
Photo By スポニチ

 ボクシング興行会社、DANGANは29日、都内で会見し、「内山高志presents KNOCK OUT DYNAMAITE 賞金マッチトーナメント」を開催すると発表した。4階級(53キロ、56キロ、60キロ、65キロ契約)、各4選手によるトーナメントで10月19日に後楽園ホールで1回戦を行い、決勝は来年1月を予定。全階級5ラウンドマッチで各階級の優勝賞金は50万円となっている。

 現役時代に「ノックアウト・ダイナマイト」の異名で日本歴代3位となる11回連続防衛した元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏(39)の名を冠した大会。ボクシングの魅力を広めることが狙いで、そのため、参加資格をA級ボクサーとしながらKO決着を増やすため、ラウンドを短くし、1回KO勝利なら20万円、2回15万円、3回10万円、4回5万円、5回3万円のボーナスも設定した。

 会見に出席した内山氏は「ラウンド数が少ないことでKOのチャンスは必然的に高くなる」と断言し、「パンチ自慢の選手、KO率の高い選手に集まってもらい、ボクシングファンはもちろんボクシングを知らない人たちにも魅力が伝われば」と期待。MVPの選手には“内山賞”を検討していることを明かした。

 DANGANの瀬端幸男会長は「来年からはトーナメントではなく、1マッチにして12月に良い選手を集めて大きな会場でやりたい」と構想を披露。今回4選手がそろわない階級については海外選手の招へいも示唆した。

続きを表示

2019年7月29日のニュース