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WBSS ドネア、余裕の一発クリアで不安一蹴「最高のボクシングを」

[ 2018年11月3日 07:56 ]

ノニト・ドネア
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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント1回戦兼WBA世界同級タイトルマッチ(3日=日本時間4日、英グラスゴー)の前日計量が2日(同3日)に行われ、第1シードのWBAスーパー王者ライアン・バーネット(26=英国)が117.8ポンド、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(35=フィリピン)は117.7ポンドでリミットの118ポンド(53.5キロ)をパスした。

 2度目の防衛戦となるバーネットは「彼のような素晴らしいファイターとリングを共有できることに感謝している」とコメント。一方、最近は2階級上のフェザー級を主戦場とし、7年ぶりにバンタム級で戦うドネアは減量を不安視する声もあったが、余裕の一発クリア。「これは私が長い間、夢見てきたことだ。WBSSでは最高のボクシングをしなくてはいけない」と話した。

 バンタム級トーナメントは第2シードのWBA王者・井上尚弥(25=大橋)がフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に1回1分10秒でKO勝ちししたほか、第3シードのゾラニ・テテ(30=南アフリカ)、第4シードのエマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)が4強入り。準決勝は井上とロドリゲス、テテとこの試合の勝者が対戦することが決まっている。

 同じ興行で開催されるスーパーライト級トーナメント1回戦は、WBCシルバー王者ジョシュ・テイラー(27=英国)が139.1ポンド、ライアン・マーティン(25=米国)が139.3ポンドで、ともにリミットの140ポンド(63.5キロ)をクリアした。

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2018年11月3日のニュース