ＫＩＤさんのために…山本美憂にウィンが涙のメッセージ「あなたの気持ちが分かる」

計量後にポーズを取る山本（右）とアンディ・ウィン（撮影・中出　健太郎）
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　格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．１３」（３０日、さいたまスーパーアリーナ）の公開計量が２９日、東京・お台場のフジテレビで行われ、全員が１回でパスした。

　１年９カ月ぶりの再戦となるセミの女子ＭＭＡルール４９・０キロは、山本美憂（４４）が４８・９５キロ、アンディ・ウィンが（３６＝米国）が４８・８キロでそれぞれクリアした。１８日に総合格闘家の弟・山本“ＫＩＤ”徳郁さんが練習拠点のグアムで亡くなった山本は、グアムの国旗を右胸にあしらったセパレートの水着で登場。「今回は凄く大きな大会で、いろんな選手が、いろんな思いでリングに上がると思う。いい試合ができると思うので、会場を盛り上げてください」とコメントした。自身も昨年１２月に父親を亡くしているウィンは山本に花束を手渡し「美憂さん、試合を受けてくれてありがとう。私もあなたの気持ちが分かる」と涙ぐみながら話した。