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亀田興毅久々メンチ切った!ポンサクレック氏はニッコリ「とても大人になった」

[ 2018年5月4日 12:57 ]

計量後に顔を突き合わせる亀田興毅(左)とポンサクレック氏
Photo By スポニチ

 一日限定の“現役復帰戦”として5日に東京・後楽園ホールで公開スパーリングを行う元3階級制覇王者・亀田興毅(31=協栄)と元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウィンジョンカム氏(40=タイ)が4日、東京都文京区の後楽園飯店で計量を行い、亀田興は契約体重の53・5キロ、ポンサクレック氏は200グラム軽い53・3キロを計測した。元WBO世界バンタム級王者・亀田和毅(26=協栄)のノンタイトル戦後に実施されるスパーリングはヘッドギアなし、使用グローブは10オンスの6ラウンドと決まった。

 計量後に両者は約10秒間、顔を突き合わせるフェースオフを実施。久しぶりにメンチを切った亀田興に対し、ポンサクレック氏は余裕のほほ笑みを浮かべた。亀田興は「思ったよりも仕上がった。楽しくもありちょっぴりさみしさもあって、全てをかみしめながら体をつくった。あとはリング上でできることを全て出し尽くして、魂に響く試合を最後にしようと思う」とコメント。ポンサクレック氏は「(引退後は)長くシンガポールでトレーナーをやってきたが、とてもいい具合に仕上がっている」と話し、10年3月に判定勝ちした亀田興との対面に「とても大人になった気がする。明日は元世界王者同士、フェアでクリーンな試合ができればいい」と抱負を述べた。

 なお、タイのメディアアから今後も現役を続ける可能性について問われた亀田興は「トレーニングをしてもっと強くなれると思ったし、やりたい気持ちもあるけど、今は明日の試合で引退することしか考えていない」と答えた。

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2018年5月4日のニュース