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村田、ブランダムラと笑顔で握手 初防衛に自信「やり慣れた体型」

[ 2018年4月12日 15:01 ]

 ボクシングのダブル世界戦(15日、横浜アリーナ)の予備検診が12日、都内のホテルで行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチは初防衛に挑む王者・村田諒太(32=帝拳)が身長1メートル83、リーチ1メートル84を計測。1メートル78、1メートル79の挑戦者エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を身長、リーチとも5センチ上回った。

 1月の試合発表時以来約3カ月ぶりにブランダムラと対面した村田はにこやかに握手。「僕の方が大きいと思うし、来てくれた(スパーリング)パートナーと似た体型なので、やり慣れているかなと思う。練習してきたことが通用するかな」と印象を述べた。体重は前日の時点でリミットの72・5キロまで800グラムと明かし、「オーバーはないので安心してください」と語って報道陣を笑わせた。また、帝拳ジムの浜田剛史代表は挑戦者を観察し「表情は若干緊張してきているかな」と話した。

 一方のブランダムラは、10日(日本時間11日)の欧州CL準々決勝第2戦でひいきチームのASローマ(イタリア)が優勝候補バルセロナ(スペイン)に3―0と快勝。第1戦1―4から2戦合計4―4のアウェーゴール差でベスト4入りする番狂わせを起こしたとあり、「ローマが純粋に勝ったことがうれしい」と笑顔を見せた。自身も村田相手に番狂わせを起こすかと問われると、「日曜日(15日)は自分のボクシングを見せて、その中でより強い方が勝つ」と答えるにとどめた。

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2018年4月12日のニュース