村田 ドーピング厳罰訴え、持論「陸上のようにしてほしい」
WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・村田諒太《12回戦》同級6位エマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア) ( 2018年4月15日 横浜アリーナ )
WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)がドーピングへの厳罰を訴えた。5月5日に予定されていた同じミドル級のWBAスーパー&WBC&IBF統一王者ゴロフキン(カザフスタン)―元WBC王者カネロ・アルバレス(メキシコ)の再戦が、禁止薬物に陽性反応を示したアルバレスの辞退で中止。村田は薬物での能力向上は殴り合うボクシングでは危険と指摘し、「中止は当然」と話した。アルバレスは半年での復帰を狙っていると伝えられるが「1年でも短い」と批判。陸上男子短距離のガトリン(米国)が4年の出場停止処分を受けた例を挙げ「ボクシングも陸上のような厳しい判例をまねしてほしい」と持論を展開した。
初防衛戦へ向け、5日はミット打ちなどで調整。体重が予想以上に落ちてしまい「昼にあんパンを食べた」と笑った。6日に最後のスパーリングを予定しており「ガードの上からも打つことを確認したい。隙間だけ狙っていると手数が少なくなるので」と説明した。
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