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松本「当たれば勝てる」 世界奪取へメキシコ製グローブ歓迎

[ 2018年2月27日 12:54 ]

計量を終え、ローマン(右)と握手を交わす松本
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が27日、同会場で行われ、世界初挑戦の同級11位・松本亮(24=大橋)はリミットの55・3キロで、初防衛戦のダニエル・ローマン(27=米国)は400グラムアンダーの54・9キロでパスした。

 計量前に行われた調印式で、松本は「ワクワクしている。(大橋秀行会長以来)横浜高から2人目の世界王者になりたい」と抱負。使用グローブは王者側の希望でメキシコのレイジェス社製に決まったが、詰め物が薄いグローブとされており「当たれば勝てると思う」と歓迎した。一方のローマンは「日本の皆さんに敬意を表して」濃紺のスーツ、ピンクのネクタイ姿で登場。「世界王者になって証明しないといけないものがある。そのプレッシャーは感じている」と言いながらも、「抜きんでた王者になるには最強の相手に勝たないといけない。松本選手もこの階級で最強の選手と思うし、倒して最強になりたい」と語った。

 使用グローブの色は松本が黒、ローマンが「トランクスの色に合わせた」青を選択。オフィシャルはレフェリーがルイス・パボン氏(プエルトリコ)、ジャッジはミカエル・フック(スウェーデン)、グレン・フェルドマン(米国)、チャラーム・プラヤドサブ(タイ)の3氏が務める。

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2018年2月27日のニュース