岩佐、会長への誕生日プレゼントは「ノープラン」　初防衛で祝福を

ダブル世界戦調印式を終えた岩佐（左）とサウロン
Photo By スポニチ

　ボクシングのダブル世界戦（３月１日、東京・両国国技館）の調印式が２７日、東京・九段のホテルグランドパレスで開かれた。初防衛を目指すＩＢＦ世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮祐（２８＝セレス）は「いろいろとプレッシャーはあるが、自分のボクシングを徹底して勝ちたい」と抱負。この日がセレス小林会長の４５歳の誕生日であることを指摘されると「（お祝いは）ノープランです」と話して笑いを誘い、「プレゼントはまず明後日の勝利が１つ、あとは勝ってから考える」と話した。小林会長は「勝ってくれればそれでいい」と期待を口にした。

　挑戦者の同級１３位エルネスト・サウロン（２８＝フィリピン）は大きな会見場に圧倒された様子。小さな声で「日本で戦えるチャンスをもらえて感謝している。勝って国に帰りたい」と語った。

　なお、使用グローブは日本製８オンスで、色は岩佐が緑、サウロンが青。オフィシャルはレフェリーがケニー・チャバリエ氏（米国）、ジャッジは中村勝彦（日本）、アルベルト・デゥララス（フィリピン）、イアン・スコット（ニュージーランド）の３氏が務める。