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「マイキー・ガルシアはロマチェンコを下す」 元4階級制覇王者が明言「体格で有利」

[ 2018年1月9日 12:57 ]

マイキー・ガルシア (AP)
Photo By AP

 ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)とマイキー・ガルシア(30=米国)の対戦は、ボクシングファンなら是非とも見たい夢のカードと言えるだろう。

 ロマチェンコは昨年12月、実力者のギジェルモ・リゴンドーを相手に6回終了TKO勝利。スーパーフェザー級では圧倒的な強さを誇り、ライト級への転向も時間の問題と言われている。

 一方、ガルシアはそのライト級でWBC王座に君臨。だが、2月10日(日本時間11日)に4階級制覇を目指し、IBF世界スーパーライト級王者セルゲイ・リピネッツ(28=ロシア)に挑戦することが予定されている。

 両者が同じリングに立つ姿を期待したいものだが、どちらかが階級の転向を決意しない限り、実現は難しい状況。ただ、元4階級制覇王者で、現在は解説者を務めるロバート・ゲレーロ氏(34)は、この試合の展開を次のように予想している。

 「ガルシアの方が体格で有利だし、ジャブの使い方といったボクシングの技術も素晴らしい。ガルシアがロマチェンコを下すと思うね」。

 これは米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」が8日に掲載したゲレーロ氏のコメント。ロマチェンコは五輪2連覇を果たしたアマチュアエリート。それでも元王者は、ガルシアの技術がウクライナのハイテクよりも上を行くと見ている。

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2018年1月9日のニュース