イケメン松本　来年２月世界初挑戦、横浜高魂だ「一発で獲る」

ＷＢＡ世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   王者ダニエル・ローマン《１２回戦》同級１３位・松本亮 （ 2018年2月28日    後楽園ホール ）

世界戦挑戦を発表しファイティングポーズを取る松本（左）と大橋会長
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　ボクシングの元東洋太平洋スーパーフライ級王者・松本亮（２３＝大橋）が来年２月２８日、後楽園ホールでＷＢＡ世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン（２７＝米国）に挑戦することが１９日、発表された。横浜市で会見した松本は「凄くうれしい。一発で獲りたい」と意気込んだ。

　大橋秀行会長の母校・横浜高で高校４冠を達成した同会長の“秘蔵っ子”。高校時代に副甲状腺機能亢進（こうしん）症の手術、１６年９月には副甲状腺を除去する再手術を経て世界初挑戦のチャンスをやっとつかんだ。「横浜高出身の世界王者は大橋会長以降出ていない。横浜高魂で獲りたい」と宣言した。

　複数のファッション誌でモデルを務めたジャニーズ系のイケメンで、大橋会長は「王者になれば女性も含めてボクシングをアピールできる」と期待した。

　◆松本　亮（まつもと・りょう）１９９４年（平６）１月１１日、神奈川県川崎市生まれの２３歳。小３でボクシングを始め、６年時に大橋ジム入門。中３でＵ―１５全国大会優勝。横浜高でインターハイ連覇などアマ通算５６戦５３勝（３９ＫＯ・ＲＳＣ）３敗。１１年１２月プロデビュー。１４年１２月、東洋太平洋スーパーフライ級王座獲得（防衛せず返上）。身長１メートル７５の右ボクサーファイター。