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パッキャオ トレーナーのローチ氏は引退望む「議員との掛け持ちは困難」

[ 2017年11月22日 09:34 ]

マニー・パッキャオ (AP)
Photo By AP

 マニー・パッキャオ(38)は7月にジェフ・ホーンに敗れ、WBO世界ウエルター級王座から陥落。以前のような相手を圧倒するボクシングが見られず、世界的に無名のホーンに判定負けを喫した。

 母国フィリピンでは国会議員としての顔を持つパッキャオ。ホーン戦に敗れた直後は引退もささやかれたが、本人は現役続行を表明した。それでも、パッキャオのトレーナーを長年務めるフレディ・ローチ氏(57)は、ボクサーとしての限界を感じているようだ。米国のボクシングサイト「ボクシングニューズ24」は21日にローチ氏のコメントを掲載。以下がその内容となる。

 「マニーにとっていまが潮時。自分は彼が引退することを願っている。ボクサーと議員を掛け持ちすることは非常に困難。本人はあと数試合を望んでいるようだが、議員としてはいい仕事をしていても、ボクサーとしてはそうとは言えない」。

 年内にホーンとの再戦もあるかと見られていたが、議員の職務を優先させたために実現とはならず。ホーンは12月にゲーリー・コーコランとの初防衛戦を予定しており、これをクリアすれば、スーパーライト級の統一王者テレンス・クロフォードとの対戦とも言われている。パッキャオが来年に試合を行うなら、ホーン―クロフォード戦の勝者が相手という声も聞かれるが、果たしてどうなるだろうか。

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2017年11月22日のニュース