WBC世界ヘビー級タイトルマッチで王者ワイルダーが圧勝 1回TKO勝ち
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが4日にニューヨークのバークレイズ・センターで行われ、絶対王者のデオンテイ・ワイルダー(32歳)が1回2分59秒、TKOで前王者で同級1位のバーメイン・スタイバーン(39歳)を下して6度目の防衛に成功した。
ワイルダーは39戦39勝(38KO)だが、2015年に王座を奪取したスタイバーン戦が唯一の判定。しかしスタイバーンはここ2年、リングから離れていたこともあって動きが鈍く、ワイルダーはジャブで攻め立てたあと右ストレートで最初のダウンを奪った。
右の“ハンマーパンチ”で2度目のダウンを奪うと、最後は連打で沈めて決着。スタイバーンはほとんどパンチを繰り出すことなく敗れ去った。
スタイバーンは25勝(21KO)3敗1分け。ワイルダーは「自分が最高のボクサーであることを証明したい」と語っており、WBA&IBF王者、アンソニー・ジョシュア(28歳=英国)との統一戦実現への期待が高まっている。
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