×

王者に殴られた?岩佐 検診での痛がる演技で“先制ジャブ”

[ 2017年9月12日 05:30 ]

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   王者・小国以載≪12回戦≫同級3位・岩佐 亮佑 ( 2017年9月13日    エディオンアリーナ大阪 )

<ダブル世界タイトルマッチ予備検診>突然のアドリブを見せた岩佐亮佑(中央)に驚く小国以載(左)
Photo By スポニチ

 予備検診を受けている岩佐が突然「痛っ!」とうめき声を上げた。後ろに立つ小国に殴られたのか。そう思わせるようなしぐさだが、もちろんブラフ。小国は何もしていない。「先制攻撃された。そんな小ネタがあったなんて」と驚く王者を見て、岩佐はニヤリ。

 「おちゃらけた感じがうっとうしいぐらい。高校の時からそうだった」という相手のお株を奪う“ジャブ”を決め、予備検診ではリーチで4・6センチ上回った。「ほぼ拳1個分。その数値通り、向こうが拳1個届かないボクシングをしていきたい」と意気込んだ。前日には井上尚弥の試合の映像も目にして「僕も海外で注目されるチャンピオンになりたい」とやる気をかき立てられていた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年9月12日のニュース