久保、初防衛戦へ“究極の創作丼”自炊中心も減量順調

ＷＢＡ世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   王者・久保隼≪１２回戦≫同級２位ダニエル・ローマン （ 2017年9月3日    島津アリーナ京都 ）

　初防衛戦へ向けて、王者・久保隼が２９日、神戸市内の所属ジムで練習を公開し切れのある動きを披露した。自炊中心の減量も順調。創作丼で、Ｖ１仕様の体を仕上げる。

　４月に世界初挑戦したころから自炊に目覚めた久保はその後も減量食の研究を重ね、炭水化物とタンパク質のバランスを改善したところ、究極の創作丼にたどり着いた。一例が、タラとツナの納豆丼。白身魚のタラと、油分を抑えたツナ缶を加えて納豆を混ぜ、カロリー計算した白米にのせた一品だ。食材は自らスーパーマーケットに足を運び購入。多いときは１日７店を巡った。「２４時間営業の店もある。置いてある物も切り方も違うので」と店舗情報は主婦も顔負け。おかげで、体重はリミットまで約２キロと順調そのもの。スーパーな食事が軽快な動きを生む。