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村田 ポイントは立ち上がり「いいパンチもらって終わったらアホ」

[ 2017年5月9日 05:30 ]

WBA世界ミドル級王座決定戦   同級1位アッサン・エンダム≪12回戦≫同級2位村田諒太 ( 2017年5月20日    有明コロシアム )

田中トレーナー(左)相手のミット打ちで右を打ち込む村田
Photo By スポニチ

 村田がエンダム戦のポイントに立ち上がりを挙げた。8日は都内の所属ジムで米国人選手と4ラウンドのスパーリング。1回目にやや動きが硬かったこともあり、「動けていたとは思うけど、あとはスタートを良くしないといけない。エンダムは1ラウンド目に強いので」と自ら指摘した。最初は冷静に様子を見ることも重要としながらも、「それでいいパンチをもらって終わっちゃったらアホですから。考えてやりたい」と話した。

 スパーでは2回以降にプレッシャーをかけ、3回にはロープへ追い込んでの右やカウンターの右がさく裂。「いつでも打てる体勢を取っていたので、いい右が入った。エンダムは手も長いし足も速いので、中へ入ってから打っていたら遅い」と満足そうに分析した。体重も残り3キロを切っており、「いつでも(リミットを)つくれる」と順調な調整をアピールした。

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2017年5月9日のニュース