×

王者セルメニョ11R出てこず“体が限界”棄権「傷も気になった」

[ 2017年4月10日 05:30 ]

WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   ●王者ネオマール・セルメニョ 11回5秒TKO 同級8位・久保隼○ ( 2017年4月9日    エディオンアリーナ大阪 )

11R、ゴングが鳴るもグローブを外し棄権する王者セルメニョ
Photo By スポニチ

 10回終了後のインターバル中、赤コーナーで自ら右グローブにハサミを入れるよう指示した王者セルメニョは控室で、「体が限界で、手にもパワーが残ってなかった。目の下の傷も気になったし、疲労感が強かった」と切り出した。

 試合前にトータル15キロ、来日後も7キロの減量を迫られ「減量がきつかった」と調整に失敗した様子。久保の上下の打ち分けにもスタミナを削られた。新王者の評価については「普通」とプライドをのぞかせ、「KOするチャンスがもう少し早く訪れていれば」と悔しがった。

続きを表示

2017年4月10日のニュース