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統一王者リナレス クローラとの再戦へ意欲「ベルトを母国に持ち帰る」

[ 2017年1月25日 16:06 ]

ホルヘ・リナレス
Photo By スポニチ

 3月25日(日本時間26日)に予定されている世界ライト級タイトルマッチは24日、開催地の英国マンチェスターで公式記者会見が行われ、WBA、WBC暫定王者のホルヘ・リナレス(31=ベネズエラ)と挑戦者のアンソニー・クローラ(30=英国)がそれぞれ試合への意気込みを語った。

 両者は昨年9月に一度対戦。その一戦ではWBC暫定王者のリナレスがWBA王者のクローラを判定で下した。統一王者となったリナレスはこの勝利で米国のボクシング誌「リング」の世界王者認定ベルトも獲得。会見場では3本のベルトを目の前にして、ダイレクトとなる再戦について次のように語った。

 「前回の対戦でクローラに勝てると思っていなかったが、勝利という結果をうれしく思っている。再戦でもまた勝利する。ベルトは自分と母国のベネズエラにとって大きな意味を持つ。そのベルトを再び母国へ持ち帰るために厳しい練習を積むつもりだ」

 一方、失ったものを取り戻したいクローラは地元マンチェスターのファンの前で連敗は避けたいところ。そのコメントにも力が入る。「とにかくベルトを奪還したい。再戦の機会を得られてラッキーだ。いまの自分は初戦よりも良い状態にある。リナレスの前にあるベルトを手にするために、ジムに閉じこもってハードな練習をこなしている」。

 なお、WBCライト級正規王者のデヤン・ズラティカニン(32=モンテネグロ)は28日(日本時間29日)に同級2位のミゲル・アンヘル・ガルシア(29=米国)とタイトルマッチを予定。同団体はリナレスとクローラの再戦の勝者が、この一戦の勝者と対戦するように義務付けている。

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2017年1月25日のニュース