チャンピオンカーニバルで高校同級生対決！中川「漫画みたい」

同級生対決となったスーパーフライ級の船井龍一（左）と中川健太
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　プロボクシング１３階級の日本王者が最上位挑戦者と対戦する「チャンピオンカーニバル」のカードが１３日に発表された。

　スーパーフライ級では３月２２日に王者・中川健太（３１＝レイスポーツ）と同級１位・船井龍一（３１＝ワタナベ）の高校同級生対決が実現。初防衛戦となる中川は「漫画みたいな話で武者震いしている」、日本王座初挑戦の船井は「対戦を避けていたけど、決まったからには勝ちたい」と話した。

　中学から競技を始めた中川が東京・港工で船井らを誘い、ボクシング部を創設。ともにプロ入りしたが、中川は３戦後に一時引退してお好み焼き店に就職した。

　しかし、船井が戦い続ける姿に触発され、１１年に６年ぶりに現役復帰。昨年１０月、ひと足先に日本王者となった。中川は「俺を連れ戻しやがって。感謝してるけど」と苦笑いし、船井は「親友だろ。ゴングが鳴るまでは」と笑顔で答えた。