元王者ジュダー　約３年ぶりリング復帰へ「７本目のベルト欲しい」

ザブ・ジュダー（ＡＰ）
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　プロボクシングの元２階級制覇王者ザブ・ジュダー（３９＝米国）が２１日（日本時間２２日）に米国ニュージャージーのリングに上がる。１２日にスポーツ専門局のＥＳＰＮが伝えた。

　対戦相手はスーパーフェザー級を主戦地としているホルヘ・ルイス・ムンギア（２８＝ホンジュラス）で、戦績は１９戦１２勝（４ＫＯ）７敗。ジュダーはポール・マリナッジに判定負けを喫した２０１３年１２月以来のリング復帰となる。約３年のブランクがあるが、元王者に不安はない模様。ＥＳＰＮの取材に対して次のように語っている。

　「長く実戦を離れていたが、その間も練習は続けていたよ。メイウェザーともスパーリングをしたんだ。彼がパッキャオ戦に向けて調整をしている時にね。とにかく体調はすこぶるいいよ。自分には２０年のボクシングキャリアがあるが、いつでも体調は維持していた。体重が１６０ポンド（７２・５７キロ）とか１６５ポンド（７４・８４キロ）あたりまで増えたことはないね。３９歳なのに１４０ポンド（６３・５キロ）で再び戦うんだよ。すごいと思わないかい」。

　２００４年から１０年まではウエルター級で活躍。そこから階級を１つ下げ、１４０ポンドがリミットのスーパーライト級で戦うことは、年齢を考えると確かに驚異かもしれない。これまでスーパーライト級とウエルター級で計６度の世界タイトルに就いたジュダー。再び戦いの場に戻る理由は当然これしかない。「７度目の世界タイトルを獲得すること。それがモチベーションになっているよ」。