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チャンピオンC 4階級が王座決定戦、ミドル級は西田VS胡で統一戦

[ 2017年1月13日 15:25 ]

チャンピオンカーニバルで対戦するミドル級の西田光(左)と胡朋宏
Photo By スポニチ

 プロボクシング各階級の日本王者と指名挑戦者が対戦するシリーズ「第38回チャンピオンカーニバル」の発表会見が13日、東京都文京区の後楽園飯店で開かれた。今年のカーニバルは13階級のうち4階級が王座決定戦。フライ級は王者・粉川拓也(宮田)が負傷のため暫定王座決定戦が設けられ、ミドル級は負傷離脱していた王者・西田光(川崎新田)と暫定王者・胡朋宏(横浜光)による王座統一戦となる。

 各階級のカードと各選手の意気込みは次のとおり。

 ◇ミニマム級王座決定戦(4月16日) 1位・小西伶弥(真正)―2位・谷口将隆(ワタナベ)

 ▼小西 (前王者)福原(辰弥)さんとやる形で考えていたので決定戦は想定していなかった。谷口選手とは地元も年齢も一緒だけど、どんな形でも絶対勝つ。

 ▼谷口 プロ2年目の4月にタイトルができるとは思っていなかった。しっかりモノにしてステップアップしていきたい。

 ◇ライトフライ級(3、4月) 王者・拳四朗(BMB)―1位・久田哲也(ハラダ)

 ▼拳四朗 こんなところで負けていられない。世界戦も待っている。絶対KOで勝って世界へつなげたい。

 ▼久田 相手が誰であろうと自分が勝つ。自分のボクシングを貫いて絶対に勝つ。

 ◇フライ級暫定王座決定戦(2月28日) 1位・ユータ松尾(ワールドスポーツ)―2位・黒田雅之(川崎新田)

 ▼松尾 初の日本タイトルマッチだけど、いつもどおり集中して、いい試合ができたら。

 ▼黒田 これに勝ってチャンピオンカーニバルを卒業して、上のランクへ行きたい。

 ◇スーパーフライ級(3月22日) 王者・中川健太(レイスポーツ)―1位・船井龍一(ワタナベ)

 ▼中川 初防衛戦だが、チャンピオンカーニバルという最高の舞台で高校の同級生を倒して必ず上へ行きます。

 ▼船井 こんな形で中川と戦えるのは光栄に思う。こにれ勝てばもっと強くなる。しっかり体をつくって当日は頑張る。

 ◇バンタム級(3月10日) 1位・赤穂亮(横浜光)―2位・田中裕士(畑中)

 ▼赤穂 世界戦線からここまで落ちてきた。勝って当たり前の試合。当たり前のように勝ちます。

 ▼田中 ベストな状態で全てをぶつけてベルトを獲りにいく。

 ◇スーパーバンタム級(2月4日) 王者・石本康隆(帝拳)―1位・久我勇作(ワタナベ)

 ▼石本 相手の評価が高く、相手有利の声も聞かれるので、いいモチベーションになっている。チャンピオンカーニバルの開幕戦なので、熱い試合をして盛り上げたい。

 ▼久我 石本さんには1年前に負けている。この1年、石本さんを倒すためにやってきた。世界ランクもベルトも全部僕がもらいたい。

 ◇フェザー級(3、4月) 王者・林翔太(畑中)―1位・坂晃典(仲里)

 ▼林 2度目の防衛戦だけど、相手は勢いとパワーがあって凄くいい選手。ベルトは凄く大事なもの。防衛できるように頑張る。

 ▼坂 日本タイトルマッチをとても楽しみにしていた。林選手も言っているように、ベルトは大切なもの。僕も熱い気持ちで魂の勝負がしたい。

 ◇スーパーフェザー級(3月) 王者・尾川堅一(帝拳)―1位・杉田聖(奈良)

 ▼杉田 尾川選手とは2度目の対戦。いい試合をしようとは考えていない。ただ勝つこと。チャンピオンになることしか考えていない。

 ◇ライト級(3月4日) 王者・土屋修平(角海老宝石)―1位・西谷和宏(VADY)

 ▼土屋 3月4日は倒します。

 ▼西谷 強いチャンピオンとやれるのはとても光栄。それに勝つことで自分の価値を見せられる。必ず勝ちます。

 ◇スーパーライト級(2月9日) 1位・麻生興一(三迫)―2位・松山和樹(FUREA山上)

 ▼麻生 日本タイトルは3度目の挑戦だが、3回目のチャンスを頂いたことに感謝して頑張る。

 ▼松山 初のタイトルマッチ。このチャンスをしっかりモノにして、自分はチャンピオンになる。

 ◇ウエルター級(4月17日) 王者・有川稔男(川島)―1位・坂本大輔(角海老宝石)

 ▼有川 坂本選手は面白そうな人。ボクシングはその人のキャラが出るから。突飛なことをやってくるかもしれない。

 ▼坂本 習志野高でボクシングを始めて20年、プロになって10年。節目の年に必ずチャンピオンになります。

 ◇スーパーウエルター級(4月) 王者・野中悠樹(井岡弘樹)―1位・斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)

 ▼野中 チャンピオンも挑戦者もボクサー定年を超えているというのは奇跡的。自分はここで満足していない。上を見据えている。世界に行けるような試合をして、倒して勝つ。

 ◇ミドル級王座統一戦(5月1日) 王者・西田光(川崎新田)―暫定王者・胡朋宏(横浜光)

 ▼西田 昨年チャンピオンになってから、ろくに働いていない。今年はしっかり、いい試合をしたい。

 ▼胡 暫定チャンピオンなので、自分のベルトは2月に返さないといけない。5月に勝って、もう一度ベルトを手にしたい。

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