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元王者フューリー 来春のリング復帰視野「ヘビー級最強を証明する」

[ 2016年12月27日 16:27 ]

タイソン・フューリー(AP)
Photo By スポニチ

 米国のボクシングサイト「ボクシング・ニューズ24」は25日、元ヘビー級王者のタイソン・フューリー(28=英国)が来春のリング復帰を視野に入れていると伝えた。

 フューリーは昨年11月にウラジミール・クリチコを判定で下し、ヘビー級王座を獲得。その後、クリチコとの再戦がセットされたが、フューリーの負傷や健康上の理由で2度の延期の末、結局、試合自体がキャンセルとなった。

 その間に剥奪や返上で保持していたベルトはすべて失ったフューリー。さらに現在は禁止薬物使用の疑いで英国ボクシング管理委員会から調査結果が出るまでボクシング資格停止の処分を科されている。それでも、陣営は再びの戴冠を目指すと息まく。叔父でトレーナーのピーター・フューリーは次のように話している。

 「タイソンは毎日練習に汗を流しているよ。来年の4月か5月のリング復帰を考えている。また彼は戻ってくるよ。再び王座を獲得するだけでなく、ヘビー級最強であることを証明するのさ」。

 ピーターがターゲットとして考えているのはWBC王者のデオンテイ・ワイルダー。フューリーは1年以上もブランクを作っているため、ワイルダーとの対戦までに2、3試合を行い、実戦勘を取り戻させたいという。

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2016年12月27日のニュース