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井上尚弥、V4へ絶好調宣言 減量も順調「動きキレキレ」

[ 2016年12月27日 14:48 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチの予備検診を受ける井上尚弥。後ろは河野公平
Photo By スポニチ

 ダブル世界戦となるボクシングフェス2016(30日、東京・有明コロシアム)の予備検診が27日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、4選手とも異常なしと診断された。WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者・井上尚弥(23=大橋)が身長1メートル64、リーチ1メートル72で、挑戦者の同級10位・河野公平(36=ワタナベ)は1メートル66・6、1メートル72。身長は河野が2・6センチ高かったが、ほぼ同じ体格となった。

 9月以来4度目の防衛戦となる井上は「ほぼデータは同じ。予想どおりです。河野選手も調子が良さそうで、いい試合ができそう」と歓迎。「今回はメチャメチャ調子が良くて動きもキレキレで来ている」と絶好調を宣言した。体重はスーパーフライ級のリミット52・1キロまで1キロを切っているが、食事量を抑えて普段から57キロを超えないよう節制した効果で「(減量終盤の)ここに来ても体のダルさがない。今回は自分の本来のボクシングをしたいという気持ちが強い。とにかく早く試合がしたい」と当日が待ち切れない様子だった。

 8月31日にWBA世界スーパーフライ級王座から陥落した河野も顔色は良かった。減量はあと1キロで「順調に来ている」。井上尚が既に52キロ台に突入と聞かされると「早いすね」と反応したが、「それでちょっと小さく見えたのかも」とつぶやいた。クリスマスは「小さいケーキをちょっとだけ食べた」そうで、「今は食べたいよりも飲みたい」と苦笑して体重調整のための練習へ向かった。

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2016年12月27日のニュース