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和毅 久々に亀田兄弟3ショット、興毅&大毅氏 成長ぶりに驚き

[ 2016年12月27日 18:15 ]

久々の3ショットに笑顔を見せる(左から)亀田興毅氏、和毅、大毅氏の3兄弟
Photo By スポニチ

 ボクシング亀田3兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25=協栄)が27日、東京都新宿区の協栄ジムで2016年を振り返る会見を開いた。今年は10月にメキシコで約1年ぶりの再起戦を行い、KO勝ち。次男・大毅の「負けても王座保持」問題で亀田ジムが日本ボクシングコミッション(JBC)から処分を受け、14年から国内で試合ができない状態となっていたが、協栄ジムと所属契約を結んだことでボクサーライセンスが発行された。「1試合しかしていないけど、フィジカルトレーナーと練習して成長できた。サポートがあってライセンスが戻って、来年は日本で試合ができる。頑張りたい」と語った。

 米ロサンゼルスで約1カ月半のキャンプを行い、前日の26日に帰国したばかり。現地では3階級制覇王者レオ・サンタクルス(28=メキシコ)と週3回、3週間のスパーリングを繰り広げたそうで「結構良かったと思う。お互いに良いスパーになったのでは」と話した。次戦については年明けにも発表予定で「2017年はスーパーバンタム級で世界王者に返り咲いて、王座統一ぐらいまでできれば」と抱負を述べた。

 この日は元3階級制覇王者の長男・興毅氏と元2階級制覇王者の次男・大毅氏も会見に出席し、国内では久しぶりに3兄弟の3ショットが実現した。興毅氏は「元々スピードはあったけどパワーがついている。スーパーバンタム級で4団体統一ができると思う」、大毅氏も「凄いパンチがあるのでビックリした」と和毅の成長に太鼓判。協栄ジムの金平桂一郎会長は「(WBA王者)セルメニョ、(IBF王者)グスマン、(WBO王者)マグダレノもやれば勝つ自信はある。海外でできればいいが、日本でやりたい」と話した。和毅は近い将来に階級を上げることも考えていることを明かし、プロ7戦でフェザー級とスーパーフェザー級の2階級制覇を達成したワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ)と「一番戦ってみたい」とぶち上げた。

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2016年12月27日のニュース